子リスが家以外の場所で話さないということは、幼稚園時代から気づいていましたが、私達が「場面緘黙症」という言葉に出会ったのは、子リスが小学校に入学してからのことです。(メニュー:子リスのこと)
初めはただただ、どうすればいいの?誰に相談すればいいの?そして何より、治るの?と、まさに混乱状態でした。それが、市の保健センターに相談に行ったことが第一歩になって、それから少しずつ道が見え始め、「大きな不安の中ではあるけれども、何らかの方針に沿って進んでいる」という支えを持ちながら、月日を過ごして来ることはできたように思います。
そこで、このブログを再開するにあたり、緘黙症と向き合い始めた時の、最初の「方針」とは何だったのか、もう一度思い出してみようと考えました。
一年生の夏休みに、保健センターの相談員のUさん(臨床心理士さんです)が学校に来て下さって、担任のA先生と私との3人で、面談を持って下さったことがありました。その時に、専門家であるUさんにいろいろなご意見をいただき、まず第一に大切なこと、というのを教えていただきました。それは大きく分けて、次の3つだったと思います。
① 本人に、「話せない」ことをなるべく意識させないこと。
② 「話す」ことが全てではないことを、本人も、親も、先生も認識すること。
③ 学校と家庭の連携を大切にすること。
具体的にどのような試みをしていくか、というようなことは、その後の子リスの様子を見ながら、A先生との面談で随時決めていきましたが、基本的には上の3つが、いつも「大前提」であった気がします。
はじめまして。
高校1年生の娘の母です。
緘黙症という言葉を知ったのは、
恥ずかしながら、数カ月前のことです。
娘は幼少のころから諸々の事情があり、
小学校1年生から中学校3年生までは
ほとんど学校へは通えず、フリースクールの
ようなところに行っていました。
通信制の高校に入ってから、
初めての環境、先生、友達…
さまざまな葛藤があるようです。
緘黙症の文献を探しているうちに、
子リス君のことを知りました。
お母さんリスさん、ご立派です。
子リス君のことを理解し、早いうちから
対処をされている。
拝読していて、私自身、反省するところばかりです。
緘黙のことをもっと早く理解していれば…
母親として、そのときにできることを
やってきたつもりではありますが、
やはり、娘にとっては負担が大きかった
であろう部分は否めません。
自分自身も、いっぱいいっぱいだったのかもしれません。
娘も子リス君のことが気になり、
応援しつつ拝読させていただいています。
自分で緘黙のことを調べてもいます。
家族や親しい友達とは話せても、
先生への質問や、慣れない場所で声が出ないこと、
固まってしまうこと、聞きたいことも
聞けないこと…本人が一番苦しんでいる。
親として至らない限りですが、
娘が生きていきやすいように
できることをし、見守っていくつもりです。
これからも母子共々、応援しています。
お母さんリスさん、お体を大切になさってくださいね。
長文、失礼いたしました。
まゆきじさんへ
ご本人も、お母様も、沢山考えて悩んでいらっしゃることでしょう。でも、娘さんに寄り添うお母様の温かさが伝わって来ます。
まゆきじさんのコメントを読ませていただいて、私自身が気づいたことがありますので、後日ブログに書かせていただきますね。
これからも、時々HPのぞいていただけたら嬉しいです。私も応援しています!!よろしくお願いします。