1年生時代 その⑫ 今朝は…

夕べ悲しい気持ちで眠りに就いた子リスは、やはり朝の目覚めもよくありませんでした。
ベッドから起きるのも、朝ごはんを食べるのも、着替えをするのもぐずぐず、ごろごろして、「疲れた」を連発しています。私は、初めは優しくなだめていたのですが、時間が迫って来るにつれて焦り出し、結局「もう、いい加減にしゃきっとしなさい!」と叱ってしまいました。辛いんだろうなあ、とわかってはいるのですが、同時に、でもやらなければならないことはやらなくちゃ。という考えとか、単なるいらいらに支配されて怒ってしまいます。
でも今日は、これはこのままではマズイ、と思い、子リスを呼んで膝に乗せました。
「子リス、大丈夫だから。絶対に子リスは大丈夫だって、ママ知ってるから。学校に行ってみたら、楽しくなるから。ね。よしよし。」
何が大丈夫なんだか、何を根拠に楽しくなるって言ってるんだか、全然わからないようなハナシですが、それでも子リスは、ちょっと元気に「ウン」と頷いてくれました。
そして、マンションの前で集団登校の列に並んだ子リスは、2回私の方を振り返り、笑顔で手を振って、後は振り返らずにてくてく歩いて行きました。
子リス、頑張れ。

今日は午後に、担任のA先生との面談があります。話すこと、いろいろあるなあ…。

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