昨日、子リスが初めて私と学校で喋ったことは、本当に嬉しい驚きでした。
学校訪問(Conversational Visits)のプログラムに関する記述によれば、場面緘黙症の子どもが初めて喋る場所が教室であることは、非常に少ないらしいのですが、昨日の教室は、特別な雰囲気だったにちがいありません。お母さん達と子ども達、それに先生が、皆で和やかに作業をしていた場所には、いつもの教室とは違った、何か心が躍るものがあったのでしょう。自分の子ども時代を思い出してみると、親が集まって、お喋りをしながら、お祭りや運動会など、行事の準備をしているような時、それを見ながら周りで遊ぶのは、子ども達だけの時とはまた違って、うきうきと心楽しいものがあった記憶があります。当たり前のことを言うようですが、やっぱり、楽しいと感じたり、いつもと違う状況にわくわくしたり、気持ちがリラックスしたりすることが大切だというのは本当なんですネ。子リスが最初に私の耳元で話したのは、まさにそんな雰囲気の成せるワザだったと思います。それから、そこで2、3言話したことは、たったそれだけでも、子リスの中の「実績」になって、それが教室を出た後、家に着くまでガマンが出来ずにまた喋った…ということにつながったのではないかな?と考えています。こんな風に、自然に「実績」を積み重ねて行けたらいいなあと思います。
ところで今日、夕方の大相撲中継を見た後、子リスが急に元気がなくなりました。額に手を当ててみると、アツイ!おすもうで興奮しすぎた?「ちがうよぉ。」体温計で熱を計って見ると、39.6度あります。夕飯だけ食べさせ、早々に寝かせました。
もしかして、昨日初めて喋ったことによる「知恵熱」!?