子リスが6年生になってからの日々は、それまでよりも随分速く過ぎていくように感じました。
新学期の慌ただしさが落ち着いたと思ったらもう6月で、修学旅行説明会のお知らせを渡されて焦ったことを覚えています。
5年生での林間学校は2泊で福島に行きましたが、今回は1泊で日光へ。
(ところで日光は、私も中学2年の時に修学旅行で訪れた場所です。自分が修学旅行で行った所に、今度は息子が修学旅行で…というのはちょっと不思議な気持ちで、私は親になったんだなあ、などと感じ入ったりしていました。ちなみに岩手県から修学旅行に行った私達は、日光で1泊した後東京でもう1泊して、東京タワーや国会議事堂などを見ました。夜は後楽園球場(ドームじゃありませんよ…)で巨人―ヤクルト戦を観戦。王貞治選手(!)のヒットを見られて感激しました!トシがバレますねえ…)
子リスの話に戻ります…。
学年のみんなと行く宿泊行事は2回目なので、特に心配することもなく、送り出しました。そして翌日の夜には帰ってきた子リス。
「どうだった?」
「楽しかった」
→ここは是非、5年生「母はわかっていなかった」エントリーをお読みいただきたいところです。そうするとこの会話が、
Hi. How are you?
Fine, thanks.
ぐらいの意味であることがおわかりいただけると思います。
そんな訳で、当時の会話やメモからはなかなか真実は見えてこないので、
現在の子リスの談話を紹介しようと思います。
子リス: 「修学旅行は、実はほとんど記憶にない…」
小さい頃から(時々こちらが困るほど)正確で詳細な記憶を誇る子リスが、修学旅行ほどのイベントについて覚えていないとは…?
子リス: 「食事の光景も浮かばないし…ごはん、出たのかなあ?」
私: 「そりゃあ出たでしょうよ。卒業アルバムに写ってるじゃないの。」
子リス: 「あーほんとだ。でもホントに、全然覚えてないんだよね。林間学校と同じで、特に嫌なことがあったわけではないんだけど。林間学校よりも更に、楽しくなかった。」
私: 「そうなの…?」
そして、ここで衝撃の発言が飛び出すのです。
「“喋れるようになったことで学校生活が楽しくなった“と思ったことはないんだ。」
えっ❓